

持続的農業の推進
農業機械を開発する「国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構農業機械研究部門」と協議を行い、東海漬物が利益の一部を寄付することで農業機械の開発を支援することで合意しました。
1.背景・目的
接ぎ木作業者の不足等を背景に、作業の自動化・省力化を目的とした接ぎ木装置の開発に取り組んでいます。主にトマトを対象に、接ぎ木時に使用する接合資材の低コスト化を含めて検討を行い、低コストな熱可塑性樹脂テープ(粘着剤なし)及び超音波溶着を用いた要素技術等や接ぎ木装置の開発をこれまで行っております(特許第6751948号等)。
2.実施内容
現在、苗生産現場での適応性が高く、実用に耐えうる装置の開発を共同研究企業とともに行っています。併せて、トマト以外にもナス科作物への適応性の確認を行っています。また、接ぎ木装置及び施設園芸に関する海外調査を行って技術動向を調査しています。装置の社会実装に向けて、引き続き研究開発を推進して参ります。
3.実施態勢
本研究は、農研機構、岩谷マテリアル(株)、京和グリーン(株)による共同研究として実施しています。


